BLUE CROW

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京都大火感想

  • 2014/08/14

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お久しぶりです。るろ剣京都大火見てきました。今回の更新はその感想です。
前回が近況だったのでちょっとだけ自分の話もしてみると、秋退職→新春就職(とても忙しい)→春(わりと暇)→夏(忙しくなってきた)っちゅー感じです。オタク事情で言うと春の暇な頃にバサラ4やってました。新キャラではマリア様がたまらん。あとは今期ドラマで京都大火にも出てるあの人のドラマが萌えますね。赤と白のやつです。白赤です。無自覚ラブで攻のくせに一向に攻めない攻の白とガッツリ自覚してるけど俺様から何かしてやるわけがないだろうという天才でバカの赤受でお願いします。

そんなこんなで感想です。当然のようにネタバレをしているよ。

  • 芝居を見に来る剣心組。平和でござるなぁ。なかなかうまい演出だったと思うけど、前作見てないとちょっと分かりにくいかもしれない。だから前作も是非見るんだ!
  • 大久保BOOM卿。宮本さんって昔からちょっとだけ役者活動もしてるんですね。
  • 宗ちゃん!!神木きゅん!(冗談9割本気1割で神木くんのことは神木きゅんと呼ばせて頂いている)初登場シーンはまだ若干神木くんに見えたけど、次からは宗ちゃんでした。正直キャスト発表されて最高だと思ったのが神木宗次郎。予想を裏切らないどころか更に上を行く瀬田宗次郎っぷり。リアルタイムで原作読んでた頃は宗ちゃんの暗黒微笑(当時はこんな言葉はなかった)が嫌で、そんなに好きなキャラじゃなかったんですけど、前作の映画を映画館で見ながら「実写で動く瀬田宗次郎が見たい」「剣心でこのスピード感なら宗ちゃんどうする気よ?(←京都編が作られることを確信してた)」って思いました。だから一番見れて嬉しいのが瀬田宗次郎なんですよ!良かった。素晴らしい。でも伝説の最期でもっと凄い宗ちゃん見せてくれるんでしょ?楽しみ過ぎますわ。
  • 逆にまずい気がするのが蒼紫様。いや、キャストは悪くない。むしろサイコー。だけどストーリー的にまずいと思う。京都編やるのが決まってなくても、四乃森蒼紫は第一作で出しておくべきだったと思う。原作未読の人が一番混乱するのが蒼紫様だと思われる。申し訳程度に「蒼紫様も辛かったんだよ」という映像は作ってあるんだけど、原作未読なら正直「誰?」ってなると思う。
     
  • その蒼紫様の人物描写を増やすために削られる斎左と克… いや、克なら心の目で見てるから(※前作もそうだった)いいんだよ。薬を持たすのが恵さんっていうのも、克から薬ふんだくっていくよりよっぽど理にかなってるよ。でももうちょっとだけ絡んでも良かったんじゃないの斎左。
  • そういうわけで狂気のイケメン蒼紫様は、通りすがりのヤンキー(左之のこと)のやっすい喧嘩を買うような男に成り下がってるわけなんですけどいいんでしょうか。蒼紫様だけが私の心配です。
  • かなり時間をとって丁寧にやってくださってる映画なんだけど、そうは言っても薫ちゃんがグダグダウジウジしている暇なんかないのでそういうシーンはありません。新京都編にもなかった。これ、連載当時不評だったっぽいんだけど、私は別にちょっとぐらいウジウジしてて何が悪いのか分からなかったし、今も分からないです。主人公をはじめとして悩んだり挫折したりする人が出てくる漫画だと思ってるからなー
  • なので恵さんがとっととハッパかけて、さっさと旅立つわけなんだけど、左之恵っぽいシーンが2,3あった。これが実にさり気なく、くどくないので実に左之恵っぽくてよろしいと思います。
  • しかしまあ左之を斎藤さんがボコってくれなかったし、斎藤さんは仲間のために命を賭けに行くので、とても仲間っぽくて、悪そうな感じがあまり出てないというか、もうちょっと元ヤンなおじさん臭もほしい。ちょっと真面目すぎるんですわ。煙草吸いまくってることと、とにかくエロい以外のワル要素が少ない。もっとくれ!!
  • その一方で志々雄一味はザ・ワルな感じが出ててひじょーによろしい!!!ただし十本刀のうち数本が現在のところ空気だけど。由美姐さんがもっとバタ臭い顔なのかとちょと心配してたんだけど全然そんなことなかったね。ただ、方治のヅラが浜田雅功がよくカブってるヅラに見えてわろてまうんですわ。あの長さ、ちょっとずるいw
  • 冒頭からの宙吊りイヤガラセはインパクトがあっていいね。怖いよコレ。絶対やばい奴だ!って伝わってくる。ここの斎藤さんも実にいいです。
  • デスノにしてもカイジにしても外見を似せることだけに注力してない漫画原作映画に定評のある彼なので、個人的には期待しかしてなかった藤原竜也の志々雄様ですが、彼お得意の顔芸(※褒め言葉)を封じられての包帯グルグル男なんだけど、さすがですね。眼力と声と動きでやってくれてますわ。すごい。
  • スクエニとSNKのアレでタイムリーにも思い出したけど、包帯グルグル前の志々雄様のビジュアルの元ネタって牙神幻十郎なんですよね。(これとスクエニの件はまるで別として)まさか牙神幻十郎な志々雄様まで実写で見れるとは思わなかったし、この辺とても丁寧にやってくれてた。
  • 新月村で結構尺使った。丁寧に描いてるけど丁寧すぎるような気もするレベル。どこをとっても新月村は良い(特に新月村剣心は格好良いよ!)んだけど、最後に降ってたのアレ雪?え5月だよね?白い花が舞ってたの?なんか雪っぽく見えたんだけど…。前作の脚本が度々「?」ってところがあったので、今回も脚本しっかりしてくれ頼む!って感じで見に行ったんですけど、特にひっかかったのは新月村ラストシーンだけでした。それ以外はメリハリのあるアクションで押し切れてたと思う。
  • 張くん戦というか、逆刃刀のあたりもなかなかに尺を使ってたし、張戦にいたっては原作超えたんじゃないですかね。すごく好きだ。張くんの関西のベタなヤンキー感wwww
  • アクションはもう分かってたけどすごいよ。漫画原作実写映画アクション部門で歴代一位と言ってもいいんじゃないでしょうか。テキトーなこと言ってますけどジャンプ漫画がここまで実写で動くのか…!と感動した。剣心がバンバン飛ぶのはもちろん、左之も飛ぶよ。飛んだ意味はないけどかわいいからいいのだ。あと操ちゃんがかーわーいーいー!
  • 翁と蒼紫の屋内戦も良かった。ってか翁カッコイイ!!
  • そして煉獄!え?もしかしてこれだけのために煉獄出した?ずっと思ってたし、中の人も言ってたけどお金のかけ方が半端無くて、作中にひとつもびんぼくさいと感じるシーンがありません。すげえ!
  • 謎の男、登場
  • 原作読んでる者としては謎でもなんでもないけど(逆にアレが比古清十郎じゃなかったらそりゃビックリするけどさ)、謎の男は山で陶芸をしているのではないのですか?海辺で若い男(そんなに若くもないんだけど)拾って帰るっていう謎の行動はたしかに謎の男ですね。謎の男(中の人も含めて)の総攻感すごい。

正直、一瞬たりとも腐ってる暇がありませんでした。
いいテンポでアクションありつつ、じっくりと時間かけるシーンもあって、あのるろ剣で一番人気な京都編を実写化というには十分すぎるほどに合格点だと思います。伝説の最期はラブロマンスでオリジナル要素強めらしいんですが、まだ志々雄戦をはじめ死闘がいくつもある(はず!)なので、早く見たいですね。

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