2009年5月のmixi日記より転載+一部改訂です。尸良練にハマったはいいけどどうしたらいいか判らない気持ちをぶつけ放題。ちなみにこのころやってた阿部寛と大橋のぞみちゃんの「白い春」というドラマが元ネタのようなものです。
アメトーークで「中学のときイケてないグループに属していた芸人」におけるサバンナ高橋が友人と注目を集めたいがために「架空の漫画(例:「勝手にジュンペイ」など)の話をする」という行為を行っていたという話をしていましたが、わたしも架空のBL?の話をしたいと思います。っていうか現代尸良練パラレルです。こんな商業BLあったら教えて欲しい、切実に。
まず主人公(受)は両親を亡くした少年「練造」です。この時点でベタなBLっぽいですね。現代物のくせに少年の名前が古臭いとは思いますが気にしません…が、今時ぽく「レン」とかにしといたほうがいいですかね。鏡音っぽく。でも「れんぞーお」って呼ばせたいからやっぱり練造がいいわ。練造の父親はお面職人でした。。が、裏では893との取引もありました。祭の露天は893率が高いからです(笑)。
その兼ね合いで事故に見せかけて殺されたかなんかして(あやふやだな)、児童保護施設みたいなところで育つ練造ですが、中学の頃から社会勉強のためにバイトを始めます。
バイト先は児童保護施設の紹介で手足や視力に障害のある兄ちゃんがやってるパン屋です。兄ちゃんはパンの腕はいいのですが、人相が悪い、カニパンばっかり作るため需要と供給のバランスが取れないなどの理由によりあんまり売れてません。
パン屋の兄ちゃんの名前は白川良一とかそんな感じで。白石良平でも白山良太でもいいです。テキトーです。練造は「シラさん」って呼んでます。兄ちゃんが「そう呼べ」って言ったから。 でも慣れてきたら呼び捨てもいいかもしれない。
児童保護施設の所長の英(はなぶさ)さん(←もみ上げが凄いおっさん)から、「うちの子頼みたいんだけど?」とシラさんのところに依頼がいきます。
「あ?中坊?役に立つんすかホントに」
と渋々ですが、バイトを受け入れるパン屋シラさん。
シラさんは893と関わりあったりしてたので辞める辞めないですったもんだしたりで視力と手足に障害が残ってます。パン屋は政府とや自治体の補助を得てはじめました(前科持ちがそういう補助を受けれるのかどうかわかんないけど。そしてそんなところに児童を社会勉強させるとは思わないけど)。しかしやっぱり人相などのせいであんまり売れないので、パンは練造がいた児童保護施設なんかに卸していました。
「川上練造です、よろしくお願いします。いつもパン食べてます。おいしいですね!」
練造のキャラは原作みたいな無口キャラじゃなくて、不幸だけどがんばってる少年ってことにしたい。そうじゃないと話が進まない。
練造の生い立ちなんかも一応英さんからも聞いているし、本人とも話したので、「その割には元気にがんばるよな、コイツ」って感じでだんだんシラさんも練造のことを気に入ります。この時点では全然恋愛感情とかじゃないです。じゃないです、とか言ってますがこれ架空の漫画の話です(再確認)。
練造が高校生になってもバイトは続けます。っていうか練造が入るようになってから「カニパンばっかじゃダメだよシラさん」とか、「看板磨いといたから」とか、とにかくいい方向に動いて店が忙しくなりました。練造が人気なのと、実はパンは普通に美味かったという理由で繁盛しだして、バイトなしにはやっていけないぐらいになります。
仕事で遅くなった日にはシラさんが「練造、メシ食っていけ」って言ってくれます。ええと、アレだ…そのうちに練造の茶碗とか箸が用意されてるんだ…。ベタだ。だがそれでいい。この時点でも恋愛感情とかはないです。が、練造は年上の男の人と2人でご飯というシチュエーションで父ちゃんとの生活を思い出してみるときがあったりします。
高校卒業後の進路を決めなきゃならない時期になって、お客さんが途切れてるときに品出ししながら「卒業したらどうしようかなー」って相談というほど深刻でもないけど、軽く雑談のつもりでシラさんと喋るイベントが発生します。トングでツナパン並べながら。お互いの顔も見てない状態で。
練造は高校を卒業したらお世話になっている施設を出なきゃならないので、どうしようかなーって言ってるんですが、別に本気で困ってるわけじゃなくて、奨学金で大学行くことも就職して一人で暮らすこともまあできるだろ、って状態です。
そんな軽い話だったのにシラさんはオーブンからメロンパン出しながら「あ?ウチにくりゃいいだろ。部屋余ってるし、メシとか洗濯とか手伝ってくれりゃ家賃いらねえし。何よりオレ一人でこの店どう回せってんだよ」と当たり前のようなお申し出。
他にバイト雇えば良いだけの話なんだけどね!双方に自覚のないプロポーズです。
練造も「え?いいの?ホントに?」とかナチュラルに受け入れちゃって卒業後はわずかな荷物持ってシラさん宅へ。
ここまで書いてもまだボーイズなラブには発展しない。
でも朝ごはん作ってくれたり、「ちゃんと布団は干さないとダメだよー」って尻を叩いてくれる練造との生活をいざ始めてみると「…新婚ってこんな感じか?」とかちょっと思ってるシラさんです。
練造の父ちゃんの墓参りに一緒に行ってみたり、日々の生活を重ねていくうちに、はじめは父ちゃんの影をシラさんに見ていた練造だったのに、次第にシラと父ちゃんとは違うと思うようになりまして、気がつけば好きになってる。(やっとBLになった!)
でも言い出すわけにはいかないし、気持ちを悟られたらここにはいられないと思うようになり、19歳のある日家出をします。
シラは「やっぱり一緒に暮らすのは嫌だったのか…」とか、「そりゃ嫌だよな、ゲハハ」とかズコーンと凹んで家で待ってると深夜練造が戻ってきます。練造は「何も言わずに出てくるのはダメだ」と思って帰ってきたんです。怒られるかもしれない、出てけと言われるかもしれないと思って帰ったのに、寝ないで待っててくれたシラさんは理由も聞かずに「もう遅いから寝ろ」というだけでした。
現代のシラは激優しい。っていうか現代の妄想はシラ←レン気味です。
5度目ぐらいの家出のときに耐え切れなくなった練造が泣きながら告白でいいんじゃないでしょうか。抱きしめて受け止めてくれるさ。
5回目ともなればシラさんも理由は分かってます。いざ自覚してみると朝ごはん作ってくれる練造のエプロン姿に「やべーだろ、これ…」って思ってる。けど自分からはいかない。あと、なんとなく20歳過ぎるまで待ってる(笑)。
告白の日はそれだけで特に何もしない。ので、練造は「あれ?ちゃんと伝わったのかな?」って不安な日々を送るんだけど、ある日突然、風呂あがりでテレビ見てる練造に「練造ォ、…こっち来いよ」とニヤッと笑って誘ってくれます。翌日は練造をお店には出しません。
江戸時代の尸良練が辛すぎるゆえに、架空の漫画をでっちあげてしまいました。ハッピーエンドが見てみたかっただけです。
ライバルパン屋(笑)の万次さん(凛という血の繋がってない妹と店をやっている、練造の父親を殺したとの疑惑あり)とかも妄想には登場するんですが割愛。商売敵だけどシラとは友達なので飲みに行ったりします。
で、練造のことを意識し始めた時期に万次さんに相談したりとかいう話もあります。あります、っていうかすべて架空の漫画ですけど。
カウントしたら3000字ぐらいあった。普通にSS書ける量だった。
江戸時代で書こうと思っても用語がとにかく難解なので挫折している。江戸時代のエロが分からないので挫折している。
これが2009年の5月時点での私のシラレン現代パロでした。元ヤクザでパン屋なのです。要するにチンピラパン屋です。「白い春」がそんなだったから。阿部寛は実写版尸良も案外いけるのではないかと思ったりする。デカいし。「白い春」の阿部寛は元ヤクザ、のちにパン屋。大橋のぞみちゃんが実の娘なんだけどそれと知らずに知り合って、いろいろなことが起こるよーって話ですが、最後に死んでしまうのでハッピーエンドではないです。それまでの過程がいいドラマだっただけにあの最終回はあんまりだった…。この後江戸時代のエロをグーグル先生に教えてもらってなんとかかんとか書いてます。現代ものより枷がいっぱいあってシラレンとても難しい。サイトでは原作沿いとでもいうか一応むげにんの世界観らしきもので書いてますが、現代も書いてみたい気持ちはある……けど、細々とした現代の設定をつけて書くとすごく長くなるのが見えてるのでどなたか描いてくださったらいいのにィ~とサルベージ。
妄想はともかく「白い春」は最終回以外はシラレン目線で見てもなんだかときめくし、近年のドラマにしては良作だったので機会がありましたらどーぞー。
ちなみに実写版練造なら高校2年生になられたという神木くんを勝手に倍プッシュです。子役だと思ってたらすっかり大きくなってました(親戚のおばさんかよ)。神木くんなら練造の複雑な表情だって魅せてくれるはず!と思えるんだけどむげにん実写化には強く反対したい派です。むげんのじゅうにんエボリューションみたいなことになる、きっと。(DBエボリューション見てないですが) DBといえばピッコロさんと悟飯ちゃんの関係はやっぱりいいよね、ということでこの話はまた別の機会に。